背中の痛みは心臓が原因だった?

39歳女性。会社員。

1週間前から背中の上の方がいつもだるく痛む。

首を動かしても、腕を使っても、体をそっても痛みは変わらない。

激痛ではないけれど常にだるく、重く不愉快な感じがしていた。

昨晩、夜、布団に入ったら今度は急に左足が痺れてピリピリと痛むよ

うになってしまった。

翌朝になったら治るかと思ったが良くならない。

これは、身体がおかしなことになっていると心配になり

近所の接骨院で診てもらって足の痺れは取れたが

背中の痛みは変わらなかった。

以前に通っていた

城東治療院で本格的に診てもらおうと来院される。

触診すると

背中の凝りがひどく、肩や首も常に力の入っている状態。

症状の痛みが出ている部位は首の下のあたりの胸椎の2番から

下3つの骨のあたり。

胸椎2〜5番は、心臓や肺をコントロールする自律神経が出入りする部位。

心臓や肺に命令を出すこともするが、

反対に心臓や肺の状態がフィードバックされて背骨に症状を出すこともある。

病歴を聞くと、父親が心筋症で

本人も動悸がしたり心臓は常に気になっているそうだ。

肺も自覚症状があって呼吸がしずらいと訴える。

この患者さんは、過労からか身体の歪みも強くなっていて、

自律神経の中枢の延髄や脳幹に

血液が行き届くのが邪魔されている感じがする。

栄養となる血液や脳脊髄液の流れが悪くなると

自律神経も栄養失調になって正常な働きができなくなり、

内臓を正常にコントロールできなくなる。

施術で身体の歪みを改善して

脳に血液、脳脊髄液の流れが正常に届くようになると

内臓の働きも改善され

背中の痛みも殆どなくなったし、身体もとても軽くなったと

喜んでいただけた。

そして3日後の2回目の来院の時も

背中の痛みも足のピリピリもすっかりなくなっていたし

むくみもなくなりすっきり引き締まって、姿勢も良くなっていた。

 

 

 

城東治療院