甘い物が治りにくい身体を作っている。(食事について)

「食事ががその人の身体と心を作る」

サプリを飲んだり、

体に良いと言われている食べ物を気をつけて食べているのに

体調が改善されない患者さんがいらっしゃいます。

ほとんどが腸内環境の悪化です。

人間は腸で栄養を吸収しますが本来、腸ってすごいんです!

ある栄養素が足りないとその栄養素の吸収率をあげる。
逆に足りている栄養は吸収率を下げる。
腸が、栄養摂取をコントロールしているんです。

しかし 腸内環境が悪いとこの調整機能が働かなくなってしまいます。

いらない栄養なのに吸収しすぎてしまったり、逆に、必要な栄養を吸収できなかったり。
腸内環境が悪いだけで、栄養が行き届かなくなってしまうのですね。

では、どうしたらいいのか?
1つは、

【1】甘いものを減らすことです。
これはとても大事です。

腸内環境が悪い方は、腸に「カビ(カンジダ菌)」が生えていることが多いのですが、
甘いものは、このカビ(カンジダ菌)のエサになってしまうんです。

なので、

体調が悪い方、栄養の効果を感じられない方は、
特に、甘いものを少しずつ、減らしてみると、体調の変かを感じやすいです。

でも、甘いものを食べる習慣がある人は、すぐに辞められない方も。

そんな方にオススメが、もう1つの方法です。
この方法を実践すると
甘いものを自然と、無理なく、減らしやすくなります。

それは、【2】タンパク質を多めに摂取することです。
甘いものが欲しくなるのは、フェイクなんです。

エネルギーが足りない~!
と身体が訴えるので、じゃあ、手っ取り早く、エネルギーになるものを・・・
と、甘いものを選んでしまうんですよね。

でも、本当は?
甘いものから得たエネルギーは、全然、効率が悪いんです。
すぐに、また甘いものが、欲しくなってしまうんです。

タンパク質をとって、タンパク質がちゃんと栄養を運んでくれるようになると、

エネルギー効率がよくなり、
そもそも、甘いものを頼る必要がなくなってくるんですね。

タンパク質が足りていると、
「甘いもの、食べたいー」という、あの感覚がなくなっていくんですね。

甘いものを手放せない・・・
という場合は、タンパク質不足の可能性があるので、

お肉や、お魚を意識したりして
タンパク質を多めに摂取することを心がけてみてくださいね。

城東治療院