右腕の痺れ

49歳の女性、バリバリの仕事人間(本人の談)

右手の肘の内側から指先までの痺れの症状で
来院される。

検査をすると肘の周辺よりも手首から先の方が痺れが強く、また、手の平よりも手の甲の方が触覚が異常になっている。

1ヶ月前から痺れの症状は出ていたが、1週間前から酷くなってきた。

また、1週間前ぐらいから帯状疱疹で右の瞼が痛む。

立位で全身を診断すると
インナーマッスルの大腰筋の短縮が強く、
腰がそってお尻が突き出してしまっているのが気になる。
この大腰筋は筋膜が首の深部の筋肉につながっているので、
短縮すると、
つながっている首の筋肉も短縮して首の筋肉を硬くして、首の関節を圧迫してしまい、
そこを通る腕の神経を圧迫してしまうのだ。

予測通り
大腰筋を中心に小胸筋、斜角筋を緩めてから
患者さんに状態を聞くと
肘のあたりの痺れは8割、
手首から先の痺れは5割取れているとの答え。

そこから骨盤、首、頭蓋骨を超ソフトに調整して、
脳脊髄液の流れを良くして施術を終えました。

患者さんに施術後の状態を聞くと
右手の痺れがなくなって、
首も肩も楽になって全身がとても軽くなったとの答え。

立位になってもらって全身を診ると
お尻を突き出している姿勢が改善されて、
骨盤で身体を支えられるようになったので
首、肩の力が抜けている。
全身が軽く、温かくなって元気が出たと喜んでもらえた。

城東治療院