小麦が不安・パニックを引き起こしている (食事について)

小麦が不安・パニックを引き起こしている?!

 

パン、ラーメン、うどん、揚げ物、カレー、クッキー・・・

 普段、ご家庭の食卓に並ぶものばかりですよね。 

これらの食品には全て『小麦』が使われています

近年、この小麦が、

不安・パニックを引き起こす原因の一つとなっている

ということが分かってきました。

更に詳しく説明しますね。

小麦に含まれるグルテンというタンパク質が

腸粘膜を荒らしてしまうんです。

 

栄養吸収の要である腸の環境が悪くなると、栄養の吸収が悪くなります。

セロトニンの材料となるビタミンやミネラルも

腸で十分に吸収されなくなってしまうため、

セロトニンが十分に作られなくなり、

その結果、

不安・パニックを引き起こしてしまうということなんですね。

 

100年前の小麦と、今、身近にある小麦。

見た目はそう変わりませんが、中身は全然違うものなんで。

昔の小麦は、『ヒトツブコムギ』という、非常にシンプルな遺伝子情報を持つ品種でした。

しかし、生産性を高めるために品種改良を重ねられた結果、

グルテンの遺伝子量が大幅に増えた品種になってしまったのです。

 

不安・パニックと小麦についての研究

グルテンへの耐性が低い方は耐性のある方に比べて

・パニック障害の生涯有病率が4倍高い

・不安感は3倍高い

という研究結果があります。

グルテンは不安・パニックと大きく関連しているのですね。

 

 

対策編 ~今すぐできること編~

 

すぐに始められる対策としては、

『常食(毎日食べること)を控える』ということです。

具体的には、1回摂ったら、2日空けることをお勧めします。

小腸は1.5日に1回、細胞が生まれ変わるので、

そのターンオーバー期間に刺激物を入れないようにするためです。

 

*対策編 ~より早く効果を実感したい方へ~

小麦は私たちの日常に非常に深く根付いているので、

その分、摂り方を変えることで体感を得やすいと言われています。

しかし 「もっと早く効果を実感したいよー!」という方には、

2週間グルテンフリーチャレンジをお勧めします。

<方法>

2週間だけ「明らかに小麦が入っているな」

と思う食品を摂らないようにする。

※成分表示を見てまで徹底しなくて大丈夫です!

それでもみなさん体感の変化を感じられていますよ^^

(例)

パン、麺類、お菓子、

ギョーザ、お好み焼き、揚げ物 など

グルテンフリーチャレンジに関するQ&A

なぜ2週間なの?

まず2週間続けることで、 しっかりと体感の変化を感じやすい

ということ。

また、チャレンジ終了後も小麦との距離を自分で考えられるようになる

という方が非常に多いからです。

チャレンジ中、どうしても小麦食品が食べたくなったら?

グルテンフリー食材へ置き換えてみましょう。

ストレスなく続けることがポイントです!

 

 

「参照文献 nico」

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