出産後2週間の新米お母さんが腰痛で来院された。
症状は腰痛で、特に赤ちゃんをお風呂に入れるために前かがみになると
とても痛みが強くなって辛いとのことでした。
当院では、腰痛といっても首や胸椎の歪みや、頭蓋骨の動きの悪さが原因のことなどもあり
全身の状態を検査をするのですが、
筋力の強さを検査すると、全身の筋力が弱くなっていて妊娠、出産のホルモンの影響が強く残っている様子でした。
骨盤がとてもずれていたので優しい刺激で矯正したのですが、あまり変化しませんでした。
普通でしたらほとんどの患者さんが変化、改善する施術法が通用しません。
仰向けになっていただき、子宮の位置を優しく矯正するとやっとずれていた骨盤が整ってくれました。
施術台から降りて患者さんに前かがみの格好をしてもらいましたが、
「痛くない!」と嬉しそう。
ホルモンの関係でまだ靭帯が緩んでいて骨盤も歪みやすいので
サラシ買っていただき、自宅では、サラシを骨盤に2往復〜3往復まいて骨盤を安定させてくださいと指導しました。
この晒しを巻くときも方向性が大事で、骨盤を矯正できる方向に巻くのがポイントです。
便利なゴムのコルセットや骨盤ベルトがありますが、それらで手に負えないときは、晒しは心強い腰痛のアイテムです。
お電話ありがとうございます、
城東治療院でございます。