当院では、逆流性食道炎の施術は、身体の歪んだ姿勢を改善させることから始めます。
当院に来院される逆流性食道炎の患者さんを診ていると、顎が出ていて、頭の付け根が凝って、
自律神経の指令等の延髄やそこから食道、胃に走行する神経が圧迫されているケースが多いです。
人間の先祖は昔4つ足歩行だったのが2本足で立つことにようになり、
どこかに重心を意識しなければ立ったり、歩いたりできなくなりました。
本来は骨盤に重心がいかなければならないのに、運動不足、座りっぱなし、目や頭の酷使している現代人は
どうしても首や肩や頭に力を入れて重心を保とうとしてしまっています。
無意識に首や肩に常に力が入ってしまっているのです。
それが当院で骨盤や頭蓋骨などを整え、重心が骨盤下がると、
自然に肩、首の力が抜けて脱力できてきます。これが、本来の正しい姿勢なのです。
話が外れてしまいますが、当院では、施術に通っていただいてるうちに自然に肩こりがなくなった、頭痛がなくなったと
いう患者さんが多いです。
また、逆流性食道炎になる患者さんの横隔膜は硬かったり、歪みが強かったりする特徴があります。
横隔膜は、薄い筋膜で、鳩尾の高さの肋骨にで身体の前から後ろまで張りついて、
食道、大動脈、大静脈、を通す穴が3つ開いていますが、
食道と胃をつなぐ横隔膜の穴が歪んでいたり、柔軟性がなくなっていたりすると、穴の開け閉めがうまくいかずに
胃酸が食道に逆流して逆流性食道炎の症状を出してしまします。
横隔膜を支配する神経は、首にあるので首の歪み、硬さを矯正すると逆流性食道炎は改善しやすいです。
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