わかりやすい股関節の痛み

めまい、首痛で来院されていた患者さんが、

お正月で忙しかったせいか

股関節の痛みを訴えて来院されました。

股関節の痛みは、臨床経験から大きく2つ分かれると考えています。

一つは、股関節の関節時自体が摩耗してしまい、

関節包や靭帯に直接にダメージが来てしまっている場合。

もう1つは、

股関節自体にはそれほどダメージが来ていないが、

腰の股関節周囲をコントロールしている神経が圧迫をされたりして

股関節に痛みを出すケースがあると思います。

医学用語で言うと「放散痛」です。

この患者さんは、後者の腰の神経からの股関節の痛みでした。

症状は、車の運転などの深く座る時などに、

特に右の股関節に痛みが強く出るようで、

うつ伏せになってもらって腰椎を軽く押したら、

それだけで

右の股関節に痛みが出たので、わかりやすく、

患者さんも腰が原因だと理解しやすかったみたいです。

施術で、全身の脳脊髄液の流れを良くして、

全身の歪み、筋肉の硬さ、関節の硬さが改善されたので、

施術後は、股関節の痛みは消失していました。

城東治療院