薬の効かなくなった副鼻腔炎

副鼻腔炎の症状で来院された40歳の女性の患者さん

今まで6回副鼻腔炎にかかっていて、いつもは薬でよくなるのだが今回は薬が効かない。

抗生物質を飲んでみたけれどやっぱり効かなくてどんどん悪くなってしまっている。

症状は、鼻がつまり苦しくて息がしにくい、匂いも味もわからなくなって食事がおいしくない。

副鼻腔炎とは関係ないけど体調もどんどん悪くなってきて

なぜか咳も出やすくなって食べ物の刺激で咳き込んでしまい、

ドキドキと動悸もするようになったり

冷たい物を飲むと胸がゼイゼイして苦しくなるようになってしまった。

 

まずこの患者さんを診た時に姿勢の悪さがとても気になりました。

それは、首がストレートで前に傾いて、お尻が後ろに出っ張ってしまった姿勢です。

人間が健康でいられるS字カーブの姿勢が崩れてしまって反対のカーブになってしまっていました。

首はストレートになって前に倒れていて、背中は前カーブ、腰は後ろカーブとS字の真逆のカーブになってしまっていて体調が悪くなる姿勢に

なってしまっている。

副鼻腔炎は、炎症が治らないということだから免疫力の低下、体力の衰えが必ず根底にあります。

S字カーブが崩れると身体のバランスが悪くなって、重たい頭を支えるために頭の付け根、首の付け根、胸のあたりが必ずこって

硬くなってきます。

横隔膜も動きづらく、呼吸も浅く、全身が酸欠で免疫力が落ちてしまいます。

クラニアルタッチで骨盤・背骨・頭蓋骨を整えてると鼻のつまりが取れて呼吸が不自由なく出来るようになり、

味がわからないのも、匂いがわからないのもその日のうちに治っていたそうです。

 

 

 

 

城東治療院