砂糖を控えるとパニック障害が改善する理由

パニック障害や自律神経失調症で不安感が強い人の施術をしていると
甘いものが大好きな患者さんが多いのに驚かされます。
依存症っぽくなっている患者さんもいて、イライラしたり、不安になると必ず甘いものを食べてしまうそうです。
そしてそれが自分の辛い症状を悪化させてしまっているとは思ってないようです。
今はコンビニでも美味しいスイーツが買えて、いつでも手軽に甘いものを食べれる機会が増えています。
理由を知って誘惑に負けないようにしましょう。
■ 砂糖を控えた方が良い3つの理由------------------------
理由① 腸内環境を悪化させる
------------------------砂糖は、腸内環境の悪玉菌の大好物 なんです。

甘いものをとると 腸内で悪玉菌が増え、 腸内環境が悪化するんですね。

腸内環境が
悪化すると、どうなるか?

腸がセロトニンの9割を
作っているので、その生成が悪くなります。

さらに、タンパク質や、ビタミンなどの栄養も
腸で吸収してるので、そのタンパク質やビタミンなどの栄養の吸収がされなくなってしまい、セロトニンが
作られなくなってしまうんですね。

------------------------
理由② 血糖値の乱高下を引き起こすから。
------------------------

理由の2つめは、血糖値の乱高下です。。
砂糖をとると、その糖が素早く血液中に吸収されて血糖値をアップダウンさせます。

血糖がアップした時には
ほわーーと、なんとも良い気持ちになりますね。

しかし

血糖値はグッとあがると今度はドッと下がり、「低血糖」という状態になってしまいます。

この低血糖の時に不安、パニックが出ることがわかっているので、

砂糖は、この低血糖を引き起こしている悪要因、とも言えます。

なので、気持ちを安定した状態で生活するにはできるだけ砂糖の摂取を控えた方がいいんですね。

------------------------
理由③ ビタミンB群が失われてしまうから
------------------------
ビタミンB群は鉄と並んで
セロトニン生成に必要な栄養素です。

でも、

砂糖をとりすぎるとその分解と処理に、
ビタミンB群が使われて失われてしまいます。

結果、セロトニン生成に
必要な栄養素が足りなくなってしまう・・ということが起こってしまいます。

■ 結論

甘いものが辞められない方は

タンパク質が不足している可能性がありますので、

もし、甘いもの、やめられない、という場合は砂糖の摂取を控えつつ、
タンパク質を増やしていきましょう。

どこかで、好循環に入り、

砂糖? 甘いもの?

別にとらなくても大丈夫だしとなってメンタルが安定しやすくなっていきます。

 

 

城東治療院