逆流性食道炎の症状で来院された63歳の女性。
1日中気持ち悪かった逆流性性症候群の症状は
2〜3回であっという間に良くなったら
他の症状の相談を受けた。
首の後から後頭部にかけて重い痛みが強く、
ひどい時は寝ていても後頭部の痛みで目が覚めてしまう。
この女性はご主人の経営している会社の仕事を手伝っていて、
仕事場と自宅の2階を行ったり来たりしていることが多い。
電話の取次で急いだために何回か2階の階段から落ちて背中や腰や尾てい骨を打っている。
首の後ろの痛みと後頭部の痛みは、階段からの落下と関係があると思い
背骨を押すと5〜6箇所で圧痛があり、
それらの骨の歪みを改善したら
夜、寝ていても起きていた後頭部の痛み、首の後ろの痛みはすっかり無くなった。
多分、落ちて打った衝撃で背骨だけでなく、
背骨の中にある脊髄を包んでいる硬膜が衝撃で歪んで縮んでしまい、
その歪みの負担が後頭部と頚椎に悪影響してしまっていたのだと思う。
これには後日談があり、ずっと頭も首も痛みがなく快適だったのだが、
コロナのワクチンを打った翌日から痛みが出てしまい、
1週間その痛みが続いたそうだ。
お電話ありがとうございます、
城東治療院でございます。