57歳の女性。3年前から毎朝、明け方になるとにムカムカした吐き気と動悸と発汗の症状に
悩まされていました。
病院では胃と食道の間のバルブがゆるんでしまっているから、一生涯、この症状に付き合って下しと言われて
諦めムードでいたのを娘さんが当院を調べて連れてきてくれました。
その患者さんの姿勢を見るとストレートネックで、
自律神経の司令塔のある第1頚椎の上の延髄が常に圧迫されて
消化器機能をコントロールする副交感神経の働きがくるってしまっていました。
本来、人間は骨盤で身体を支えるのが正しい姿勢なのに
この患者さんは首や肩や胸に無意識に力を入れて、重たい大切な頭を支えているので
消化器をコントロールする副交感神経の通り道である
頭の付け根や、首の付け根や、首の筋肉がガチガチで
余計に自律神経のバランスが狂ってしまっていました。
初回の骨盤の調整、背骨の調整の施術をして
3日後2回目の来院の時は、
「施術後の1日目と2日目は朝の吐き気がなくとても楽だったが、3日目の今朝はムカムカがあった。
でも以前からあった胃のキリキリも無くなっている。」と嬉しそうに報告してくださいました。
2回目の施術では、もっと細かく背骨の調整や頭蓋骨の調整を行いました。
そして1週間後の3回目の来院の時に
「この1週間、ほとんどムカムカした吐き気がなかったし、明け方の発汗も動悸も無くなった。」
と嬉しそうに報告してくださいました。
このように病院で原因不明だから、これから一生涯、この吐き気と付き合っていかないといけないと
言われた症状でも
自律神経が正常に働く姿勢に施術で調整したり、間違った体の使い方を修正していくだけで
身体のつらい症状が楽になっていくことはたくさんあります。
人は、自分の体が正常だと無意識で思っているので、自分の辛い体の症状が
自分の体の使い方や癖が原因になっていることになかなか気付けません。
3年間の苦しんだ症状が、改善していって本当に良かったと思います。
お電話ありがとうございます、
城東治療院でございます。