適応障害

40代の女性、

転職をしてまだ1っヶ月目。

新しい環境で緊張してしまうためか、普段ではどうでもないような簡単な仕事でもミスをしてしまいそうで辛い。

判断力や記憶力が突然に低下してしまって頭の中が、真っ白になってしまう。

焦ると息苦しくなって、動悸がしてきてしまうなどの仕事を続けられるか不安で

これらの症状を改善したくて来院されました。

一見、悪いところはどこにもなさそうな様子でしたが、身体を触診すると首の上3つの骨が、前方に傾いていて、後頭骨とのつながる関節が、ゆがんでしまってました。

これでは心臓から首を伝わって脳に運ばれる血液が、うまく脳まで流れていきません。脳は、虚血状態になってしまい、脳疲労は回復しにくく、脳緊張を起こしてしまいます。また、不要になっている頭の体液も排出されにくいので、ますます脳は、疲労していってしまいます。

そして骨盤も開いてしまっていて、内臓が下垂しやすく、横隔膜の動きも悪くなっています。横隔膜の動きが小さいと呼吸は必ず浅くなって、酸素が入ってこないので脳も内臓も筋肉もどこもかしこも酸欠状態になって全身の疲労回復ができずに自分で治る力が低下していきます。

腰椎の5番、3番も軽く腰椎すべり症の状態になっているので、足やお尻の筋力が低下して上半身を支えられず、肩や首に力が入ってしまいやすくなってしまいます。

頭を触るとやはり思った通りカチカチで硬かったです。

初回の施術で体の歪みが矯正されて、重心の位置が変わっただけで、仕事中の動悸・息苦しさは少なくなって緊張感なく仕事ができるようになったそうです。

2回目・3回目・4回目と施術を重ねるにごとに順調に良くなり、忙しくて慌てるような状態でもあまり緊張しなくなり、判断ミスや記憶のミスをすることも無くなったそうです。

現在は、6回目ですが、再発しない身体作りのために来院なさってます。まだまだ下半身の弱さと頚椎の歪みが気になります。もっとよい状態の身体になって、自信満々に、楽しく働いて欲しいです。

城東治療院